はちみつちゃん

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チャットモンチー解散についての感想と思い出

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チャットモンチーと私

私がいなくなったとしても

3分おきに電車は揺れて

きれいにきれいに 花は咲き

戦いは止むことなく

CAT WALK

チャットモンチーが歌う歌詞に多くの人が共感し、心を動かされた。邦楽ロックシーンに大きな影響を与えたバンド、チャットモンチーが2018年夏を目途に完結。私は初期のチャットモンチーからなんだかんだずっと聞いてきたので少し寂しく思う。

この記事ではチャットモンチーと私の歴史や思い出を淡々と紹介します。

 

 

チャットモンチーとの出会い

私が初めてチャットモンチーというバンドと出会ったのはもう10年以上前。当時学生だった私に一つの強い感情が沸き立つバンドであった。ハナノユメという曲を聞き、女の子でもこんなに可愛くてカッコいいロックを鳴らすことができるのか、なんて当時の疎すぎる私の音楽知識に衝撃が走ったことを覚えている。

 

それまでの私はというとテレビで見る女性ボーカルのイメージが先行していて、女性のギターボーカルバンドが存在していることを知らなかった。確か12歳ぐらいだったかな自分。ギターボーカルといえば斉藤和義みたいなどちらかというとアコースティックサウンドを鳴らすイメージの人が多くてエレキギターでシャウトしている人たちは全員不良だと思っていた。なんか悪ぶってるイメージが強くて。そんな私も友人の影響でエレキギターを始めるのですが。

 

友人の勧めでエレキギターを始めて当時流行っていたモンゴル800やアジアンカンフージェネレーション、エルレガーデン、FLOW、ジャパハリネット、175R、シャカラビッツなどのバンドを友人を通じて知り、一緒に練習したことを懐かしく感じます。そのバンドの中にチャットモンチーも入っていました。

ハナノユメでがっしり心を掴まれた

ハナノユメ。私が初めて聞いたチャットモンチーの楽曲です。耳なじみのいいフレーズとマーチ感溢れるドラミング、地味だけど確実に楽曲を盛り立てるベースラインに当時は意味も分からず上がる曲だな、なんて思っていました。ハナノユメを弾くために必死にギターのバレーコードを練習して左手人差し指が毎回つりそうになったことは苦い思い出。ギターソロもめちゃくちゃ難しいわけでもなく、必死に練習をして確か高校生ぐらいの時に弾いた思い出。あぁ、なんというか年をとったなぁ。

 

ハナノユメ以降のチャットモンチー。もはやチャットモンチーの代表曲といっても過言ではない「シャングリラ」が発表され一気に人気に火が付きましたね。この記事を書いている2017年11月23日にもFMラジオでシャングリラが流れていました。調べてみると2006年11月15日発売。発売から11年経った今でも色褪せることなく街中に流れるチャットモンチーというバンドの大きさを感じることができますよね。

 

そんなシャングリラが収録されたメジャーセカンドアルバム「生命力」を聞いた時、「あぁ俺このバンドずっと聞いていくんだろうな……」なんて当時高校生だった私はろくに弾けもしないギター片手にしみじみとしていました。リードナンバー親知らずのどこか不安定で、それでいて家族について歌う優しい歌詞、大人になりきれない葛藤などがドンピシャでした。サウンドも3ピースサウンドを主体とした楽曲も多くとても聞きやすいアルバムだなって。「世界が終わる夜に」のようなダーティーな世界観から「バスロマンス」のようなラブラブな雰囲気までぎゅっと詰まったアルバム。通学時間いつも聞いていたなぁ。

 

その後もテレビCMのタイアップ「風吹けば恋」や映画の主題歌「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」など注目を集めるバンドとして確実に成長を重ねていったチャットモンチー。メジャー三枚目のアルバム「告白」は今でもたまに聞きたくなる。シングル曲はもちろんのこと、アルバム内で私が特に好きな楽曲があります。それは冒頭にも書いたCAT WALK という楽曲。楽曲内の好きな歌詞を引用しました。「告白」が発売された当時、私の精神はどちらかというと病んでいることが多くなんというか生きることに意味を見出せない、一種の中二病?高二病?的なとにかくいつも気だるい、そんな時期を過ごしていました。CAT WALKのバラード感と誰かの記憶に残り続ける、あなたの声が聞こえるといったメッセージが胸に響くものがあって、ボーカルの橋本絵莉子、えっちゃんの声をこの先も聞きたいなと考えていたなぁ。

印象が薄いYOU MORE

点で考えてみると素晴らしい曲も多いけれどアルバム単位で音楽を聞く私として印象の薄いアルバムもある。それがYOU MOREというアルバム。ドラム高橋がチャットモンチーに在籍した最後のアルバムだが音楽家として音楽に向き合うパワーが無くなったとコメントしていることもあり、非常に苦しんだすえに生まれたアルバムなのかなと先ほどアルバムを通して聞きなおしてみた。「生命力」「告白」の時よりか明らかに楽曲のパワーが落ちたような……

 

その後チャットモンチーのドラム高橋久美子が脱退し、新制チャットモンチーとして活動を始めた二人。ライブでも二人で鳴らすことを重視したり二人だからこそできる可能性を追求した時期。正直、ドラム高橋が脱退したことによりチャットモンチーは泥船になるだろうなと私は思っていた。高橋が書く詞はチャットモンチーの中でも名曲が多い。「シャングリラ」「バスロマンス」など。

名盤とさえ思う「変身」

しかし私の予想は大きく外れ5作目のアルバム「変身」が予想以上の出来だった。前作YOU MOREでは感じることができなかったチャットモンチーらしさが詰まった一枚であり、アルバムを通して安心して聞くことができる。アジアンカンフージェネレーション後藤正文や奥田民生をプロデューサーとして迎え、バンドサウンドにこだわった一枚。あぁこれこれ、チャットモンチーのいい意味で芋っぽい感じが私にはドンピシャです。

 

その後はサポートメンバーを取り入れたアルバム「共鳴」がリリース。キーボードのサウンドが導入されるなどバンドとして大きな変化を感じる一枚。正直このアルバムは一回しか聞いてないなぁ。「変身」で戻ってきたチャットモンチーらしさが一気にどこか遠くへ行ってしまった感じ。私はチャットモンチーに煌びやかなものを求めていなかったからだろうか。サポートメンバーを入れることによって一気に別のバンドになってしまった感じさえ感じた。チャットモンチーとして聞かなければいいアルバムなのかもしれない。あくまで個人の感想です。

 

チャットモンチー解散

解散が報道されて

そしてタイトルにもあるようにチャットモンチーが解散をほのめかす画像が公式サイトに2017年11月23日に更新されました。LAST ALBUM と書かれた公式サイト。やはり音楽的に限界が近かったのかもしれませんね。最近のチャットモンチーを聞いていても全然音を楽しめていない気がしていました。チャットモンチーの新作を聞くたびに「こんなもんか……」と。people in the box ボーカルの波多野とチャットモンチーボーカル橋本がコラボしている楽曲を聞いてチャットモンチーの限界が近いことも薄々と感じていましたし。

 

栄枯盛衰とは言いますが女性ボーカルバンドとしては10年以上音楽界を引っ張ってきたチャットモンチー。ロックシーンにチャットモンチーが与えた影響は計り知れません。公式サイトに書かれているように次作がラストアルバムになるのであれば寂しいことには変わり在りませんが、チャットモンチーのファンとして最後の雄姿を見守りたいと思います。

 

追記 2017/11/25

ついに解散が決定しましたね。2018年夏ごろを目途にチャットモンチー完結。ファンにとっては悲しい出来事かもしれませんが、メンバーの二人の音楽人生を考えるとそろそろ別の枠組みで鳴らす音楽を聞いてみた気もしますよね。本当のファンならば彼女たちんの第二の音楽人生を応援できるよう今回の選択を尊重したいですね。